2022(万博manbetx官网app下载_中国体彩网唯一官网-【唯一授权网站】@4)年度の基本的な授業運営へ向けて

万博manbetx官网app下载_中国体彩网唯一官网-【唯一授权网站】@4年2月15日

学生、教職員の皆様へ

北海商科大学   .
学長 伊藤 昭男 .

2020年から2021年にかけて、万博manbetx官网app下载_中国体彩网唯一官网-【唯一授权网站】@感染拡大を受けて、政府から発令された緊急事態宣言に伴い、面接(対面)授業停止措置および入構制限措置を行わなければならないなど、経験したことのない状況を過ごしました。
2020年度の前期は、緊急共同宣言期間にあわせ5月6日(水)まではすべての授業科目において対面授業を行わないことにしたため、短期間でオンライン授業の準備をする必要がありました。教員には、授業支援システムとして以前から本学で稼働していた「Course Power」を活用し、さらに後期より教務センター内に「LMSサポートデスク」を配置して、Course Powerの機能や利用方法を説明し、教材作成補助や活用後のフォローアップを順次行いました。授業担当者の方々へのサポートについては、担当部署のスタッフをはじめ、多くの方々の支援に支えられました。
また、後期の授業実施のアンケートにて、今後の授業実施するに際して他の教員の参考になると思われる事例等を紹介頂き、数例ではありましたが事例紹介等も頂くなど、遠隔授業実施のための課題発見やその解決に向け検討を行い、情報共有をしながら進めて来ました。
さらに2021年度は、十分な感染拡大防止策を講じたうえで面接(対面)授業を実施しました。なお、感染対策として、対面授業の受講者数を講義室等定員の原則的に2分の1程度に制限しましたので、これによりやむを得ずオンライン授業を行う場合は、授業支援システムの「Course Power」に加えて動画配信システム「メディアサイト」を導入するなど、教育効果を上げるための手段として、面接(対面)授業とオンライン授業を授業内容?学年?教員の指導方法等に応じ効果的に組み合わせた教育を行っています。
個々の授業は、この2年の経験を踏まえて、多様な授業形態で行われています。

もちろん、オンライン授業の導入にはさまざまな利点があることも承知しています。典型的なのは、繰り返し学習が有効な場合です。さらに、事前学習してもらった上で対面での演習的な授業を実施する反転授業などの有効性も広く認められています。2022年度はこのような取り組みも多く取り入れてもらいたいと希望しています。このように、担当教員と学生が直接的なやり取りを行うことによる面接(対面)授業の実施と、それをさらに有効化させるオンライン授業の実施というのが、2022年度の授業実施の目指すところです。ただし、感染状況により、授業担当者や学生の健康維持、学内の感染抑止の観点から敢えてオンライン授業を実施せざるを得ないケースも想定しています。これらを総合的に判断して、2022年度の授業の基本的な授業運営を考えました。

そこで、2022年度は「原則として面接(対面)授業を実施する方向で準備を進める」と考えています。このような想定を超えた状況であっても、本学は、これまで行ってきた様々な取り組みをもとに、感染拡大防止に細心の注意を払いながら、学生の皆さんが安心して大学での学びを進められるよう全学を挙げて取り組む所存であります。
また、特に2021年度新入生や2年次(2020年度入学)生については、可能な限り面接(対面)授業を優先して受講できるような体制を整えなければならないと考えています。
しかし、残念ながら今後の感染状況により、再びオンライン授業を中心とした授業形態とせざるを得なくなることも予想され、学内での密を回避するため、制約を設けざるを得ないこともありますが、ご理解、ご協力をお願いします。

ついては、2022年度の授業開始にあたっては、教室を含む各施設における感染防止対策、それらの周知方法などを整備し、学内での安全確保に向けた取り組みを行っていきます。また、学内で面接(対面)授業への参加と同時にオンライン授業への参加が共存することが想定されることから、特に学内の空き教室やラウンジ等の共有施設の利便性強化と情報機器利用環境の整備を本年度に引き続き行って行きます。もちろん、図書館、PC室等の施設は感染防止対策を徹底しながら可能な限り開館?開室していく方針です。今後の感染状況により、どのように運用方針を修正?変更していくかについて問われることが予想されますが、大学としての機能がきちんと発揮できる体制を維持することに注力していきます。

最後に、コロナ禍の中でさまざまな事情を抱える学生への配慮の問題があります。本学は、感染することで重篤化しやすい基礎疾患を有している学生など、やむを得ない理由により対面授業への出席に配慮を必要とする学生へ履修上不利益とならないよう配慮を行っています。具体的な対応方法は該当する学生との間できめ細かく実施していただきますようお願いいたします。